平成-令和の百文様
プロジェクト概要
概要
今を生きる人々の祈りや願いが込められた新しい「文様」を募集します。
創業1624年(寛永元年)の唐紙屋「唐長」が江戸時代より先祖代々受け継いできた600枚を越える板木に加える新たな100枚となり、唐長の歴史と共に後世に伝えられます。
また、平成の百文様は、唐紙文化の普及を通じて、他の日本文化普及にも努め、伝統と継承、循環と再生の歴史を創造し続け、100 年後の京都に意味のある持続可能(サステナビリティ)な文化プロジェクトとすることを意図します。
現在、平成の百文様プロジェクトは、令和という時代を迎え、 二つの元号を持つプロジェクトに進化しました。
成果目標
1)唐紙文化普及
2)文様文化普及
3)文字と書及び、歌の文化普及
4)京都発信のユニバーサルデザインの創出
5)文様文化により、京都の街並のデザインクオリティの新基軸の創出
平成の百文様の公募選定
1)平成30年8月より平成30年12月末日(予定)まで公募受付
2)平成31年1月より選定協議後、令和元年5月(予定)に発表
※一般公募は終了いたしました
板木の制作
文様選定後の監修を経て、実データ(版下)を作成し、板木を彫る。
年間30枚相当を計画し、3年〜4年後の2022年から2023年に100枚彫り上げる。(予定)
唐紙の制作とその後
板木完成後、唐紙制作したものを京都市へ寄贈し、今を生きる京都の文化として広く鑑賞できるようにする。京都の文化的施設などに寄贈予定。
また、百文様の内から京都市選定の京文様を選び、街並デザインへの登用を行う(京都の文化として発信することも京都市と協議中)
例:建築の内外装、橋、街灯、地下鉄、バスなど
平成の百文様と令和の百人一首(仮称)
百枚の唐紙を披露した後に、その唐紙に思いを馳せた言の葉を100首公募する。
100首選定後、100文様の唐紙に言の葉を書き記す。
100の文様、100の唐紙、100の書を100の思い(言の葉)とともに平成の百文様と令和の百人一首(仮称)としてお披露目し、未来の京都へ文化遺産として伝える。(京都市と協議中)