平成令和の百文様
プロジェクト概要
◎概要
今を生きる人々の祈りや願いが込められた新しい「文様」を募集します。
創業1624年(寛永元年)の唐紙屋「唐長」が江戸時代より先祖代々受け継いできた600枚を越える板木に加える新たな100枚となり、唐長の歴史と共に後世に伝えられます。
また、平成の百文様は、唐紙文化の普及を通じて、他の日本文化普及にも努め、伝統と継承、循環と再生の歴史を創造し続け、100 年後の京都に意味のある持続可能(サステナビリティ)な文化プロジェクトとすることを意図します。
現在、平成の百文様プロジェクトは、令和という時代を迎え、 二つの元号を持つプロジェクトに進化しました。
◎成果目標
1:唐紙文化普及
2:文様文化普及
3:文字と書及び、歌の文化普及
4:京都発信のユニバーサルデザインの創出
5:文様文化により、京都の街並のデザインクオリティの新基軸の創出
◎平成の百文様の公募選定
1)平成30年8月より平成30年12月末日(予定)まで公募受付
2)平成31年1月より選定協議後、令和元年5月(予定)に発表
※一般公募は終了いたしました
◎板木の制作
文様選定後の監修を経て、実データ(版下)を作成し、板木を彫る。
年間30枚相当を計画し、3年〜4年後の2022年から2023年に100枚彫り上げる。(予定)
◎唐紙の制作とその後
板木完成後、唐紙制作したものを京都市へ寄贈し、今を生きる京都の文化として広く鑑賞できるようにする。京都の文化的施設などに寄贈予定。
また、百文様の内から京都市選定の京文様を選び、街並デザインへの登用を行う(京都の文化として発信することも京都市と協議中)
例:建築の内外装、橋、街灯、地下鉄、バスなど
◎平成の百文様と令和の百人一首(仮称)
百枚の唐紙を披露した後に、その唐紙に思いを馳せた言の葉を100首公募する。
100首選定後、100文様の唐紙に言の葉を書き記す。
100の文様、100の唐紙、100の書を100の思い(言の葉)とともに平成の百文様と令和の百人一首(仮称)としてお披露目し、未来の京都へ文化遺産として伝える。(京都市と協議中)
主催・後援・協力
◎主催
平成令和の百文様プロジェクト(雲母唐長)
◎後援
京都市/株式会社エフエム京都
◎協力
京都蒸溜所(季の美)、大雅堂 、株式会社Kotte & Co. 、季譜の里 、株式会社松栄堂 、株式会社川島織物セルコン、小林武史(音楽家)、株式会社ノリタケカンパニーリミテド 、リーガロイヤルホテル京都 、完山祐毅(Webデザイナー)、Grunberger Diamonds Japan 株式会社 、株式会社LADUREE JAPON 、西山勝(作曲家・音楽プロデューサー)、じき 宮ざわ、佐藤和哉(篠笛奏者)、菅原一剛(写真家)、栗田和昌(整軸師)、黒澤龍雲(日本武徳院殺活自在流 師範・剣士)、Saana ja Olli(Designer from Finland )、Emi Viitanen(Designer from Finland )、Tanja Kallio(Designer from Finland )、MIHO MUSEUM 、株式会社大丸松坂屋百貨店(大丸京都店)、株式会社伊勢半本店 、神郡宇敬(書家)、大友学(デザイナー)、株式会社エクシィズ 、松村佳久男(建築家)、左合ひとみ(デザイナー)、株式会社イノダコーヒ 、繭山晴観堂 、横川製図事務所、才門俊文(建築家)、CHIE ARAKI(アーティスト)、月桂冠株式会社 、ラグデザイン 、青楓舎 、中澤結美子(型染め作家)、鈴廣かまぼこ 、株式会社虎屋 、Park Hyatt Kyoto