Choemon Senda BLUE ART

ミズハ(Renatus)

この青い宇宙、トトブルー作品は、オーナーより依頼を受けて、エスパシオナゴヤキャッスルのコンセプトを象徴した空間、エントランスの鳳凰階段に、長さ20メートルに及ぶアート作品として採用されました。

「麟鳳亀龍」をテーマに、カミなき世にカミを呼び覚ますことを願い、青き祈りを捧げ世界平和を願った作品です。鳳凰は美と神々の象徴として、この地と天を繋ぐものであり、鳳凰が現れる時、その地には繁栄と平和がもたらされるといわれます。金銀に煌めく光の道に、やがて鳳凰が現れ飛翔することから、未来の地球の平和と安寧を願う伝説と物語を表現しました。

不連続の連続…一見バラバラに感じる不揃いさも繰り返される動きにより、やがて大局的にはリズムを生み美しさが生まれます。陰影の美、余白の美、ゆらぎ、面影、気配…これらは日本の美意識そのものであり、不揃いの美に宿る気配を纏う美こそが、最上の美と考え、文様という日本人のDNAが宿る装飾性に詩情を与える新たな概念を持つ作品を目指しています。

「点描」と「たらし込み」、東西の技法を融合させ、自らの指で数千回数万回と染める独自の技法「しふく刷り」から生まれる青に、死生観と再生を表す同心円を気の流れを帯びた光の波動として表現したこの作品は、千年に渡る伝統工芸として伝承されてきた唐紙文化に新しい試みをもたらし、工芸と芸術の間あわいを越えた、絵画的なアートの地平に到達したまさに守破離を表現する革新的な現代アートといえます。

2025年10月
唐紙師 千田長右衛門

四曲屏風五隻(99 cm × 216.9 cm × 20面)
ミズハ(Renatus)|エスパシオ ナゴヤキャッスル エントランスホール

Art Works

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