千田長右衛門 BLUE ART

光の輪

雲がたなびき
ワラビは芽ぶく
桜が咲きて
花は散りゆき

いのち渦巻き 解き放たれて
星に願いを 祈りを込めて
心静かに キラキラ輝めく

秋風薫る 黄金色
季の美はうつろう…

寒さに身ごもる命の証
六花に雪がれ
希望の梅は花ひらく

松はとこしえ
祈りを連れてめぐりゆく

光の輪
めぐりめぐりて
また出会う

2016.秋
トト アキヒコ

まばゆい光に眼を閉じている間にもすぎゆく時間

人生は短いが
人が成し得た志は
人の記憶として時間とともにとこしえにつづく

空の青と交わる唐紙。
朝の青、昼の青、そして夜の青。
さまざまな青の表情を見せるトトブルー
時間の移ろいを「光の輪」として取り組んだ作品。

ぼくが唐紙をアートの世界として表現を初めてから8年が経つ。

いつかオランジュリー美術館にあるクロード・モネの「睡蓮」のようなシチュエーションで唐紙を披露したいと願いがあった。そのシチュエーションとは、まぁるい曲面に唐紙の世界を表現すること。
今回、得た機会は34メートルにも及ぶ円柱に唐紙をアートとして展開するという話。2014年東京国際フォーラム「相田みつを美術館」において世界で初めて唐紙をアートとして美術展を開催した際にお披露目した最長17メートル作品をこえた34メートル作品は、ぼくにとってもですが、唐紙史においても記録すべきものであり、他に例をみない唐紙のアート作品となった。

光の輪 │ リーガロイヤルホテル京都「フレンチダイニング トップ オブ キョウト」

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