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Detailed information about the meanings and stories of the patterns is available in the book.
With woodblocks, shaded beauty of the karakami, landscape photographs, and essays, the book gives readers a sense of the world of patterns. We hope you will enjoy it.
Nihon no Monyo Monogatari
[Japanese Pattern Stories]
The Karakami Paper of Karacho
Written by Karakamishi: Toto Akihiko
宗達や光悦、光琳、等伯、探幽に北斎…が唐紙とともに楽しめ。しかも、ピカソにシャガールやクリムトからケルトに土偶まで…なぜか唐紙と共に描かれている。こんな本は、見たこともなく前人未到の試みといえるでしょう。世界に投じるこの1冊が、唐紙文化の進化と世界の人々にしあわせに繋がることを心からほんとうに願っています。
文様というのは、単なるデザインではなく、日本人の祈りがかたちになったものである。気配のある美をテーマに写真も自身で撮りおろし、板木や唐紙の陰影美、風景写真、エッセイにまつわるさまざまな美術資料などを絡めて200ページほどにとりまとめた唐紙師トトアキヒコワールドを楽しむ1冊。

Jinsei wo Irodoru Monyo
[The Patterns That Color Life]
The karakami and interior decoration of Kyoto’s Kira Karacho.
Written by Toto Akihiko and Senda Aiko
既存社会の岐路に旅立つ本。
文様は人を守る、しあわせにする力が宿ると私たちは信じます。
不安を希望へと導く祈りをこめた未来への1冊。
「人それぞれに信仰や信じるものがあるように、きっと、その人が人生において必要とする相性が合う文様が存在するのだと思います。自分と相性が良い文様を見つけることは、人生を前向きにする徴(しるし)となり、よりよく生きるきっかけになるかもしれません」唐紙師トトアキヒコ
寛永元年(1624)創業、江戸時代から唯一続く唐紙屋を継承する雲母唐長のブランドストーリーブック。唐紙師トトアキヒコと千田愛子が、文様に包まれた空間、アートのある暮らしを提案します。
伝統的な唐紙と現代の暮らしにも愛される施工例やアイデアを紹介する他、唐紙をアートへと昇華させた経緯や作品、日本や海外ブランドとのコラボレーション事例や、先祖代々伝わる文様と、雲母唐長が新たに生み出した平成令和の百文様プロジェクトの中から選んだ美しい吉祥文様の数々を紹介するなど、雲母唐長の美意識と世界観を美しい写真とともに伝えています。また、「日本の文様ものがたり」(講談社)の続編となるトトアキヒコのエッセイと写真による「文様ものがたり」も21編新たに書き下ろしました。

Karakami pattern letter book
Kira Karacho
Written by Toto Akihiko and Senda Aiko
寛永元年(1624)年創業、約400年つづく唐紙屋を継承する雲母唐長。先祖代々大切に受け継がれてきた文様には平和や吉祥への思いや物語が込められています。凡そ600種の唐長文様から厳選した30の文様が計96枚の便箋として収録。唐紙師トトアキヒコが祈りをこめて1枚1枚手摺した唐紙をもとに、千田愛子が優れた色感覚により配色を選び組み合わせて完成しました。美しい文様と色がたくさんおさめられた贈って嬉しい、眺めて美しい文様レターブックです。

Time in Kyoto
The Fun that Colors Life
Written by Senda Aiko
四百年の歴史を誇る唐紙の老舗「唐長」十一代目千田堅吉氏の長女・千田愛子が、独自の視点で切り取った京都案内。
自らプロデュースする「KIRA KARACHO」で提案している、現代のライフスタイルに合う唐紙の取り入れ方の他、四季折々の京都の見どころ、祇園祭をはじめ京都の行事の魅力、とっておきの場所やお店、味など、 京都で過ごす時間の愉しみ方を紹介します。
