星に願いを
星に願いを

文様と文字の起源(ルーツ)を表す。
原初の文様と文字には、神や仏、自然への崇拝や祈りのカタチなる呪能が宿る。日本に唐紙が伝わったのが平安時代。
一方は文様、一方は文字という数千年の異なる進化をとげ、唐紙というカタチで再び相和した文化が、神の相和す唐紙のはじまりであることに気付き、そこから導かれこの作品を手がけた。
亀と星と龍が渾然一体となったこの宇宙には、動と静のエネルギーの混沌を内包する気配が生まれた。
この亀は龍に進化する神亀、伝説の龍亀であり、星を駆け上がりやがて天空の龍となる。

天下泰平 国家安穏

世界平和への祈りを捧げた唐紙である。
(トトアキヒコ)

養源院奉納作品(2010年秋)
この作品は、俵屋宗達の重要文化財である唐獅子図と並んでおり、通常非公開。

唐紙師 トトアキヒコ

唐長の文化を継承する唐紙師。従来の唐長の唐紙を継承した襖や建具、壁紙、唐紙を用いたパネルやランプなど、現代の暮らしに合うさまざまな唐紙を制作している。唐紙をアートにした第一人者であり、唐紙の芸術性を追求し、点描とたらし込みを融合させ自らの指で染めていくトトアキヒコ独自の技法「しふく(Shifuku)刷り」や「風祈」から生まれる深淵な青い唐紙作品は、八百万の神様や精霊とともに手がけた詩情が宿るスピリチュアルな<トトブルー>と愛され、公共、商業施設、個人邸に納め続けている。

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雲母唐長(KIRA KARACHO)唐紙師・トトアキヒコ