ミズハ(丸龍と龍亀)
ミズハ(丸龍と龍亀)

「ミズハ」とは、水のカミさまと共に在ることを願い生まれた作品。
波紋のエネルギーをスパークさせる中、唐紙は八百万の神々と共に手がけるというトトアキヒコの思想に基づいたもの。

不連続の連続

一見バラバラに感じる不揃いさも繰り返される動きの連続により、大局的にはリズムを生みゆく美しさ。
不揃いの美、陰影の美、余白の美…
陰影のゆらぎ、面影、気配…
これらは日本の美意識そのものであり、不揃いの美に宿る気配を纏う唐紙こそが、ぼくが求める最上の唐紙の美。

2014年以来、発表し続けている「ミズハ」の2019年度版。
この唐紙には、やがて龍になる神さまの使いである亀が人々の祈りを連れて、天空へと舞い上がり龍となって願いを叶え、世界平和を見守るというメッセージが込められている。

2019年春
トトアキヒコ

唐紙師 トトアキヒコ

唐長の文化を継承する唐紙師。従来の唐長の唐紙を継承した襖や建具、壁紙、唐紙を用いたパネルやランプなど、現代の暮らしに合うさまざまな唐紙を制作している。唐紙をアートにした第一人者であり、唐紙の芸術性を追求し、点描とたらし込みを融合させ自らの指で染めていくトトアキヒコ独自の技法「しふく(Shifuku)刷り」や「風祈」から生まれる深淵な青い唐紙作品は、八百万の神様や精霊とともに手がけた詩情が宿るスピリチュアルな<トトブルー>と愛され、公共、商業施設、個人邸に納め続けている。

instagram 唐紙師トトアキヒコ Instagram

雲母唐長(KIRA KARACHO)唐紙師・トトアキヒコ