ミズハ
ミズハ

静と動のうねり…
混沌から生まれる気配、ゆらぎ、波紋、音、光、影…から生まれた1つの青

深淵なるいのちの青は神秘なる水の世界でもあり
全てをのみつくすようなブラックホール
あらゆるものを解き放つはじまりの宇宙…

青で強い世界を表現してほしい

と、依頼を受け考えた時に思い浮かんだものが渦。
否、正確にはエネルギーのうねり、といえる。
それも、とても大きな。

まず、うねり。

ミズハとは水のカミさまと共に在ることから生まれる作品名であるが
此度は、水にとどまらずその根源的なところへと向かう作品となった。
同心円文様や円文様の起源は古く、多数の装飾古墳にも描かれており、生と死と再生…つづくことへの願いや死生観を表す祈りを表す。
呪のチカラが、ひそみ宿るこの力は、はじめは、見る人の心を誘い、ざわめかせ、戸惑わせるかもしれない…
が、ひとたびその空間に身を委ねれば、景色は変わり、やがて静寂に包まれることになる
そこで、大いなる宇宙を感じることができるだろう

カオスとコスモス
相反するかのようなものからあやなされた宇宙と地上に生きるぼくたちの交信…

(トトアキヒコ)

スリープクリニック銀座(2015年1月)

唐紙師 トトアキヒコ

唐長の文化を継承する唐紙師。従来の唐長の唐紙を継承した襖や建具、壁紙、唐紙を用いたパネルやランプなど、現代の暮らしに合うさまざまな唐紙を制作している。唐紙をアートにした第一人者であり、唐紙の芸術性を追求し、点描とたらし込みを融合させ自らの指で染めていくトトアキヒコ独自の技法「しふく(Shifuku)刷り」や「風祈」から生まれる深淵な青い唐紙作品は、八百万の神様や精霊とともに手がけた詩情が宿るスピリチュアルな<トトブルー>と愛され、公共、商業施設、個人邸に納め続けている。

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雲母唐長(KIRA KARACHO)唐紙師・トトアキヒコ