Love
Love

千田愛子は、唐長十一代目千田堅吉の長女として生まれ、日々、唐紙に囲まれて暮らしてきた中で育ち、育まれた感覚があります。一方、違う道ならばこそ得たであろう自然や芸術などに触れてきた中で、磨かれてきた僕の感覚があるのです。二人が出会い、唐長の文化を慈しみ世界と後世に伝える中で融和されていく感覚と十一代目夫妻より日々受け継がれる唐長の精神性…

愛子に在るものと、ないもの。僕に在るものと、ないもの。

「違う」

ということに価値感や思いやりを互いに見いだして生まれた唐紙が今回の作品「Love」です。
(トトアキヒコ)

JR京都駅 京都茶寮にて公開(2010年)

唐紙師 トトアキヒコ

唐長の文化を継承する唐紙師。従来の唐長の唐紙を継承した襖や建具、壁紙、唐紙を用いたパネルやランプなど、現代の暮らしに合うさまざまな唐紙を制作している。唐紙をアートにした第一人者であり、唐紙の芸術性を追求し、点描とたらし込みを融合させ自らの指で染めていくトトアキヒコ独自の技法「しふく(Shifuku)刷り」や「風祈」から生まれる深淵な青い唐紙作品は、八百万の神様や精霊とともに手がけた詩情が宿るスピリチュアルな<トトブルー>と愛され、公共、商業施設、個人邸に納め続けている。

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雲母唐長(KIRA KARACHO)唐紙師・トトアキヒコ