明け方の蒼に見る宇宙(コスモス)
明け方の蒼に見る宇宙(コスモス)

美は静けさとともにある。私の感じる美しさには静けさと儚げが伴う。
この美意識は唐紙と非常に通じるものであり、今回の作品コンセプトそのもの。華麗なる文様の世界に移ろう儚さ。

華麗さと儚げ…この表裏一体のなす感覚が美を呼び覚ます。

明け方の蒼の空に、深淵に向かう鳥たちの静寂たる美の世界に見いだした小宇宙。昔、混沌とした何もない夜空から星を見つけ美しさを見いだしたとき、古代人はそれをコスモスと呼んだと言う。
(トトアキヒコ)

東京六本木ミッドタウン
とらやギャラリー
唐紙の美 唐長展
2008.3.20 – 2008.5.29

唐紙師 トトアキヒコ

唐長の文化を継承する唐紙師。従来の唐長の唐紙を継承した襖や建具、壁紙、唐紙を用いたパネルやランプなど、現代の暮らしに合うさまざまな唐紙を制作している。唐紙をアートにした第一人者であり、唐紙の芸術性を追求し、点描とたらし込みを融合させ自らの指で染めていくトトアキヒコ独自の技法「しふく(Shifuku)刷り」や「風祈」から生まれる深淵な青い唐紙作品は、八百万の神様や精霊とともに手がけた詩情が宿るスピリチュアルな<トトブルー>と愛され、公共、商業施設、個人邸に納め続けている。

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雲母唐長(KIRA KARACHO)唐紙師・トトアキヒコ