唐紙アート作品:トトブルー
TOTO BLUE: KARAKAMI artisan
TOTO AKIHIKO (KARAKAMI-SHI)
唐紙師トトアキヒコ独自の技法により生まれる青い世界。
唐紙の歴史上はじめて唐紙をアート作品として発表し、前人未到の道を歩み続けている。

明け方の蒼に見る宇宙(コスモス)
美は静けさとともにある。私の感じる美しさには静けさと儚げが伴う。
この美意識は唐紙と非常に通じるものであり、今回の作品コンセプトそのもの。華麗なる文様の世界に移ろう儚さ。
華麗さと儚げ…この表裏一体のなす感覚が美を呼び覚ます。
明け方の蒼の空に、深淵に向かう鳥たちの静寂たる美の世界に見いだした小宇宙。昔、混沌とした何もない夜空から星を見つけ美しさを見いだしたとき、古代人はそれをコスモスと呼んだと言う。
(トトアキヒコ)
東京六本木ミッドタウン
とらやギャラリー
唐紙の美 唐長展
2008.3.20 – 2008.5.29